ありがたい1ポイント
GT初めての1000kmレース、色々ありましたが無事終了いたしました!
パフォーマンス的に(車重が1200kg)厳しい#111ですが、1000kmコンスタントに走りきればいいポジションでチェッカー受けられかもしれないという淡い期待を胸に鈴鹿入り、今回は滑川選手が3rdドライバーで参加、出場を危ぶまれていた虚弱体質の飯島選手もとりあえずやってきました。中でも久々のレースで一番楽しそうなのが城内選手、ムード作りに余念がありません。
さてさて、あれこれを追っていくとかなり長くなるのでトピックスで幾つかご紹介しましょう、まず金曜日、天候が悪く降ったり晴れたりの繰り返しで終わってしまいました。
土曜日予選、スーパーラップ出場予定はないのでちょーお気楽、唯一のライバルはモスモスー、あっけなく惨敗すると(結構ショック)もう何もすることはありません。
日曜日決勝、スタートは飯島選手、虚弱なので20週で交代、本人は#70外国屋ポルシェと#9モスラーについていくつもりだったらしいですが置き去りにされちゃいました。
ところで、#111がヘヤピンで土屋武選手のスープラと絡んだ際に実況ピエールか解説のWケイイチ氏が「見てませんねー」とか言っていたらしいですねー、それを聞いて飯島選手は「見てるよ」と事情を説明してくれたので本当の解説しときますねー。
「まずヘヤピンの前から、つまりはデグナーの前から2台がバトルで迫ってくるのは知っていました。デグナー2個目を立ち上がってからずーッと左にウインカー出し続けてます。つまりヘヤピンへはインのまま行きますから右側をパスしてくださいと意思表示していました。イン側譲るのが普通と言われればそれもそーですがとにかく意思表示はしてるわけです。ただそれがスープラに見えたかどうかはわかりません。」ということで『見てるよっ!適当に言うナー』
『でも他のときは見てないこともあったから当たってないわけじゃないなー??』
ということでした。その後土屋選手は抜くときに煽るわけでもなく幅寄せするわけでもなくごく普通にパスして行ったそうです。曰く「君子危うきに近寄らず?」ということでしょうか。
まあそんなこんなでガッツ選手に交代、「ふつっうーにタイム出すのにドえりゃーガンバらにゃーいかん!」標準語に直すと「設定したタイムでコンスタントに走るためには限界近いところまで攻めないと難しいですね」ということでお疲れ様でした!で、滑チャン(ホネじゃないよ!ナメ)に交代、頑張れ若人よ、
後は任せた、とばかりに飯島選手は既に着替え終わり後点滴も済ませ、帰り支度にかかっています。
ガッちゃんはもう一回乗るので再度点滴ルームへ、ここで点滴のお話しておきましょうか、pokka1000kmとセパン、十勝24時間の3レースは点滴しながら走るチームが多いです。
当チームは点滴好きですから当然装備面でも充実、9号車田中先生のとこから看護婦さん2名スタッフ2名の4名が応援で来てくれて、いつでも点滴可能な体制を整えています、そして点滴もOPTINで追加する薬剤(以下おかずという)数種類用意されている豪華さ!おかずに詳しい松田選手の「○○○○入れるといいよー」というご指導のもと楽しい点滴タイムを満喫できます。で今回一番点滴に助けられたのが滑ちゃん、なんと5週くらいでクールシステム壊れたらしく、帰ってきたときには脈が200ぐらいあるんじゃないかというぐらい心臓バクバク、まともに喋ることすらできません、結構危ない状態でした、すぐさま点滴ルームへ運びこみ氷で身体を冷やすと共に即点滴で身体の中からも冷却します。で、すぐその横で松田選手は「滑川君もいい経験したなー」という感じの微笑みでお弁当食べてコーヒー飲んで点滴中!さすがベテランです。さてさてここで困った事態に、ガッツはもうすぐ降りてくる、滑ちゃんは当分回復しそうにない、とすると行けるのはすっかり帰り支度まで完璧に終わってくつろいでる飯島選手しかいません・・・
もちろんクールスーツは効きません・・・死んで貰いましょう、ということで飯島選手2スティント目出発~、以下本人による言い訳。
「クールスーツ効かないんで氷を背中と胸と首周りに入れてスタートしました。ダクトもつけえてもらい直接ホースをスーツへ差し込んで走るとなかなか冷えて気持ちいー。でもたまに外れてしまうので片手で何とか拾ってまた差し込んで、とやってるとそのうちヘルメットのかぶり方が悪かったのか右のこめかみが痛くなってきました。孫悟空が悪さした時の状態です。あまりの痛さに思わず止まって一回メット脱ごうかと思うぐらいの激痛、仕方ないので西ストレートで両手でヘルメット動かして当たらないようにして、また暫く我慢、そろそろ氷も溶けて暑くなりだしました、また頭痛も始まりだしました、残りも少ないのでガブガブドリンク飲んで身体を冷やします、ところが今度は飲みすぎで気持ちワルーくなってきて吐き気が・・・何とか我慢して生き返った滑ちゃんと交代、今度は自分が青白い顔で点滴ルーム、あれからずっとダルいんですけど・・・」
何はともあれ滑チャンの最後の好走でゴールを迎えるかと思いきや、直前でロアアームが折れてピットへ、そのままレース終了してしまいました。一応完走扱いで1ポイント獲得、1000kmへの参加を促すための大盤振る舞いとはいえ今のGTでポイントを得ることは至難の業、ありがたいありがたい1ポイントでした。